定年後の起業に向けての選択肢とメリットを考えてみた
定年後どうしよう・・・・・・。
あみだくじのように、この場合はこうなる、この場合はこうなる・・・。
と、考えてみました。
よくある定年後の本に書いてあるような、上から目線でこうしましょうという話では
なくって、私は、泥臭ーく、こう考えてこう選択しましたとうことをお話しします。
皆さんは違う考えかもしれませんが、私の経験上ですが、私はこのようにして起業する
マインドになりました。
選択肢1 ⇒ 定年後働くか??
私の場合、定年後働くかは、「働く一択」でした。
年金支給の65歳までの5年間無収入で、パーっと自由にできるほどの余力はないよなー。
毎日、何もすることなく、ダラーと家にいると、間違いなく嫁さんに嫌がられるし、
稼いでくることに存在意義があったのに、稼ぎがなくなると、本当に存在意義がなくなりそう。
定年後は働く選択肢しかない。
まずは、定年後は働くことにしよう!!
選択肢2 ⇒ どのように働くか??
さあ、定年後に働くって言っても・・・・・。
考えてもみなかったので、どんな選択肢があるのか・・・。
うーん とうなりながら考えてみました。
①現在の会社に再雇用される
給料は大幅に減るけど、65歳までは働ける。
だけど、毎日面白くないし、先も見えてる。
安定してるけど、つまらない毎日が待っている。
私の場合は、正直な気持ち、いやだなー、やりたくないなー というような
淀んだ気持ちになりました。
まさに、お金のためにはしょうがないという、消極的な選択肢になります。
②他の会社に転職する
自分のスキルを欲してくれる会社があるのならばうれしいし、
モチベーションもあがるなー・・・。
選択肢としてありと思いました。
ただ、現実は甘くない。
60歳を過ぎた人を、好き好んで雇う会社は、ほぼないということと、
今までの経験やスキルを活かせる募集とマッチングすればいいが、
希望職種が少ない。
そして、給与ももちろん高くない。
転職活動は選択肢としてはありだが、なかなか難しいと思いました。
③起業する
めちゃくちゃハードル高そう。
ハイリスクな感じで、失敗したら退職金がパーになる・・・。
この年になって、リスクをかかえて、勝負するのか?
結論・・・勝負しない!!でしょう。
これ当然の結論。
だって、これ以上この年になって、しんどい思いしたくないもん・・・
心の声が聞こえてきます。
上記①、②、③の選択肢だと、
圧倒的消極的選択によって
不本意ながら
再雇用が一番無難かな。
嫌だけど、お金のために我慢するか・・・。
となるのが、大半の人の選択。
この選択肢の先にある風景を想像してみましょう!
60歳過ぎて、面白くないお顔で、5年間今までの部下たちに「使えねえ」とか言われながら、面白くない毎日を過ごすのです。
仕事内容はというと、今までの仕事の延長戦にあり、大きく仕事量や責任が減らないことが多く、「いやいや、この仕事でこの給料見合わないでしょう・・・」って思っても、いやなら、再雇用されないで、やめればいいじゃんってことになるんで、「やりまーす、よろこんで」となりますが、まったく喜べない毎日が続くのです。
この選択のどこが間違ってる??
いえいえ、この選択全然間違ってませんよ。
面白くなく、憂鬱で、お金も稼げない5年間を過ごすのですが、多くの人がこの選択をして、暗黒の5年間を過ごしているのです。
「♬だって~しょうがな~いじゃない♫」って
我々の世代の人はこの歌を苦虫かみつぶした顔で、口ずさんでしまいますよね。
これが現実なんだから。
選択肢3 ⇒ 定年後起業を選ぶメリット・昭和の起業との圧倒的違い
私の選択肢は起業する!!です。
さっき
「ハイリスクな感で、失敗したら退職金がパーになる・・・。この年になって、リスクをかかえて、勝負するのか?結論・・・勝負しない!!でしょう。」
って言ってたじゃん。
言ってました。
でもリスクが低ければどうですか?
リスクが低い???
冗談でしょ!!
私も経営者の経験も長いので、昭和の頃に起業した際には、有限会社でも資本金100万円を準備して、法務局に届けて会社設立していました。
この100万円は、会社を経営するには、最低限の運転資金として必要でしょ!!ってことで、法律で決められていたものでした。
私も、100万円捻出して、法務局に届け出をしたのを覚えています。
さらに、何をするにも、会社のオフィスを構える必要があり、電話を引かなければならないし、パソコンが当時出始めたばかりでしたが、コピーやデスク等の事務機器をそろえなければならないし、当時初期の携帯も出始めていましたが、事務員さんをおかないと、外に出て営業活動も出来ないので、人件費も必要。
こんな初期投資をすると、大きなお金をつぎ込むことになって、大金をつぎ込んだはいいが、お客さんがなかなか取れずに、収益が上がらず、大金をどぶに捨てることになる。
これが、起業すること・・・のイメージ。
でも、時代は変わったんです。
我々昭和どっぷりバブル世代には想像もつかないような、時代になっているのです。
起業は一人で低リスクで行えるのです。
冗談でしょ!
冗談でなく、低リスクで行えるんです。
特に、定年後起業は、リスクが低くなるのです。
この辺で、あやしいと思い出しますよね。
私もあやしいと思ってましたから、その感性は正しいです。
令和の起業が、昭和の起業に比べて圧倒的にリスクが低い理由
①ネットを使うことにて、初期投資が非常に低い起業が出来る環境にある。
コロナ禍において、あっという間にリモートが当たり前になりました。
「リゲインを飲んで24時間働きまーす」って言ってた、バブルの企業戦士の皆さん、こんな時代が来ると思ってましたか??
俺たちは、お客さんをつかむのも、足で稼ぐ時代。
夜討ち朝駆けで、お客さんの懐に飛び込むんだ!!
とめちゃくちゃなことを言われ、
夜な夜な夜の街にお客さんを連れて、休日は芝生の上で、「ナイッショー・・」て
叫びながら、超アナログな営業をして、売り上げ拡大に貢献してきました。
でも今は、コロナでお客さんに直接会うことが出来ない代わりに、
Webで会議も交渉も行う時代になりました。
俺たちは、ゴルフ場のカートにお客さんとおっさん同志がこんなに近づくことがあるかってぐらい肩を寄せ合って、ビジネスをやってました。
今は、それぞれの場所から、パソコン1台でビジネスをやりましょうという環境になっているのです。
現在のネット環境時代だからこそ、パソコン1台投資すれば、起業して稼ぐことができる世代になっているんです。
この初期投資の少なさが、昭和の起業とは圧倒的に違うことなんです。
②リスクが低く稼げる起業の種類が多い
パソコン1台で、ネット副業からでも起業して稼げるようになります。
特に定年までのビジネス経験のスキルがあれば、コンサルタントビジネスを始めるにも有利です。
③子供にお金がかかる時期が過ぎようとしている
我々世代は、子供がやっと大学卒業ぐらいで、あと少しの辛抱で、子供に手がかからない時期にきています。
子供の進学にまだまだお金が必要な現役世代だと、冒険して起業して、フリーランス
で稼ぐには、決断しずらいと思います。
しかし、定年世代だと、子供にお金がかかる時期が過ぎており、定年後どの選択肢を選んでも、年収が下がるならば、起業してもいいんじゃない?というマインドになりませんか。
④定年までの数年で、起業の準備ができる。
定年というあと数年というゴールが見えているために、ゴールから逆算で準備する
ことができます。
つまり、いつごろから準備を始めて、どのようにして、定年を迎えるのかをシミュレーションすることが出来るので、準備が比較的行いやすいのです。
⑤家族の了解を得やすい
子供にお金がかかる時期であれば、奥さんの了解を得るのは、至難の業です。
だけど、子供に手がかからない時期に、定年と言う仕事の義務期間を超えたならば、
定年後に好きなことをして、稼ぐことについて、奥さんの了解を得やすいです。
選択肢4 ⇒ 定年後起業の絶妙なタイミング
年齢と起業する期間
①ネット系の起業は、なるべく若いうちに始めるべきであり、再雇用が終わった65歳
からでは、もう頭と体がついていかないように思います。
なるべく早く始めた方が、成果を上げやすいと思います。
②年金を受け取る時期を遅らせることができる
65歳からの年金の受け取りを遅らせると、0.4%毎年金金額をUPさせることが出来
ます。
この年金UPは、確実に値上がりする投資をしているようなもので、老後死ぬまで、年金をUPし金額を受け取ることができるんです。
③65歳以降の仕事を視野に入れることができる。
再雇用期間が終了して、年金がもらえるので安泰という人は、もうこれ以上読み進める必要はありません。
だけど、70歳以降も少しでも収入を得て、年金も増やしたいという方には、タイミングとして、65歳以降の収入を得ることができにくい観点からも、定年後60歳からの起業は、大袈裟に言うと「天・地・人」揃った絶妙なタイミングです。
今しかないというタイミングです。
一度っきりの人生、最後に自分の好きなことで稼いでみたいと思いませんか?
定年の先を見据えて、目指す方向性を決めるにはどうしたらよいか・・・・。
その先には、黄金の60代が待っています。
そして、目指すは、
定年後は一人社長で、現在の年収を超える!!
年収1,000万円を稼ぐ!!