定年後は一人社長で1,000万円稼ぐ⑧定年起業に絶対に必要なこと

「痛み」と「快楽」が

起業することへの強いマインドとなることをお話ししました。

自分がやれることがわからないんだけど!!!

自分になにが出来るかわからない。

自分には、興味があることがない。

自分に起業できるような経験・スキルがない。

こんな特殊な経験・スキルが役に立つの?

私のターゲットは、「38歳の私でした」

私の経営者の経験は、あまりに特殊で、他の人に共鳴して

もらえないと思ってました。

ただ、その考えは違っていました。

特殊な経験・スキルであればあるほど、

その経験、スキルが、希少価値があることがわかりました。

そして、なにより、その経験・スキルを必要とする人はいるのです。

逆に言うと、多くの人が喜ぶ、経験・スキルは、武器になりません。

多くの人に必要な経験・スキルは、すでに、競争が激しくて、後からの

参戦が難しかったり、ターゲットを絞れなかったりします。

言い換えれば、特殊な経験・スキルの方が圧倒的に有利です。

私の特殊な経験・スキルが生かせるはずがないと思っていましたが、

特殊な経験・スキルであればこそ、希少価値がありました。

このような特殊な経験・スキルは、ほとんどの方が持っているのです。

気が付いていないだけです。

こんな経験・スキルは使えないと思っていただけで、

使える経験・スキルだったということがおこります。

起業するのに絶対に必要なこと

私のコンサルタントも、経営者の経験・スキルは特殊だからできるんでしょ。

と思われる方もおられるでしょう。

経験・スキルよりももっと大切なことがあります。

一番大切なのは、

自分が「やりたいこと」であることです。

私は、コンサルタントになりたいという強い思いがありました。

だから、私の場合、定年起業コンサルタントや、同族中小企業経営者への

コンサルタント、カウンセラーに向かいました。

あなたがやりたいことは何ですか?

オレにはやりたいことはないよー。

定年近くまで、仕事一筋でサラリーマンの経験しかないし、

定年後やりたいことなんか、わかんないないよー。

そうですよね。

そんな人がほとんんどではないですか?

今のサラリーマンの仕事は、嫌いじゃないけど・・・。

でもいつまでもやりたいとも思わない。

「定年後が起業するベストな時期」であることは、

以前、お話ししました。

🔷ネットを使うことにて、初期投資が非常に低い起業が出来る環境にある。

🔷リスクが低く稼げる起業の種類が多い

🔷子供にお金がかかる時期が過ぎようとしている

🔷定年までの数年で、起業の準備ができる。

🔷家族の了解を得やすい

定年起業は、ブレーキがかかりやすい

しかし、定年起業の場合、ブレーキがかかりやすい時期でもあります。

それは、

定年起業に対しての「痛み」と「快楽」が少ないことです。

確かに「定年後が起業するベストな時期」であることは、理解できる。

だけど・・・・・

このだけど・・・

が最大の敵です。

「痛み」と「快楽」が少ないと、定年起業へ進むマインドが

醸成されにくいのです。

50代より若い、現役世代が起業を目指す場合、

「痛み」と「快楽」が明確になっていることが多く、

この「痛み」から逃げたい。

この「快楽」をつかみ取りたい。

この強い「痛み」と「快楽」を

強く感じている方が行動を起こしています。

今の会社に長く勤めたくない。なんとしてもやめたい。

自分の好きなことで、1,000万円の年収を稼ぎたい、

そして、家族を幸せにしたい!

会社をやめるという大きなリスクを顧みると足がすくみそうだけど、

起業したい!

自分の好きなことで、1,000万円の年収を稼ぐことを手に入れたい!

当然、

絶対反対!!と言っている奥さんを説得する必要があります。

でも、強い思いがあるので、奥さんを説得出来て前に進んでいます。

一方、

定年起業には、現役世代が背負う、「背水の陣」的なマインドが

不足しています。これが、最大の敵です。

会社をやめるという、清水の舞台から飛び降りるという自ら行う

能動的な行為ではなく、

定年で会社から辞めなさいと言われる、

受動的な行為であることが、

大きな違いです。

このまま今の会社に勤めるのは、嫌だけど、

やっぱり、今の会社で再雇用されればいいや・・・、

と逃げ場が用意されているのです。

今の会社での再雇用という、セイフティーネットが、

定年起業の最大の敵になります。

だからこそ、

「痛み」と「快楽」が大切と

口を酸っぱくしてお話をしています。

「痛み」と「快楽」があるから、

定年起業とステージに足を踏み出すマインドになります。

「痛み」と「快楽」が弱いと

定年起業のステージに足を踏み出せなくなります。

「やりたいこと」をみつけることが絶対に必要

そして、「痛み」と「快楽」があるから、

定年起業のステージに足を踏み出すマインドになった後は・・・、

「やりたいこと」を見つけることが、必要です。

絶対に!!

「やりたいこと」にこだわるのには、理由があります。

起業する際に、必ず困難に直面します。

この困難を前にすると、「やりたいこと」であれば、

自分のやりたいことだから、頑張れる、我慢できます。

「やりたいこと」でなければ、自分のやりたいことじゃないから、

やめたっていいや・・・、

と困難を前にして頑張れない姿が目に浮かびませんか?

「やりたいこと」ならば、オレがやりたいことをやるんだ!

という強いマインドが困難を乗り越える原動力になります。

ただ、私もそうでしたが、大概の方は日頃から、サラリーマンとして

会社に飼いならされてますので、会社から求められることをこなして、

成果を上げることがすべてだと疑っていません。

自分が「やりたいこと」なんか、

まったくと言っていいほど考えていませんよね。

とくにバブル世代は、企業戦士として戦ってきましたから、

24時間会社の要求にこたえるのがオレの存在意義と考えて

疑いもしませんでした。

だけど、オレ達に存在意義を与えてくれた会社も、あと少しで

定年になるんです。

そのあとどうしますか?

結局定年後どうするか?ってところに戻ってくるのです。

ぐるぐる考えると、やっぱり、

「やりたいこと」を定年後にやる。

というところに戻って来るんです。

「やりたいこと」は見つけられます。

次回は、「やりたいこと」をどうみつけるかをお話しします。

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